JR全線完乗・鳳紹院のブログ

JR全線完乗した作者が、乗りものや旅先の耳より情報を提供してゆきます。

シーズン到来、JR線乗り放題!青春18きっぷを徹底解説⑤ 京都→出雲市

こんばんは。鳳紹院です。

本日は、18きっぷの本領が発揮できる路線。キングオブローカル線とでも呼ぶのがふさわしいでしょうか。山陰本線の旅を紹介したいと思います。

 

 

山陰本線とは】

山陰本線は京都駅から下関の幡生駅を結ぶ長大ローカル線です。かつては、京都から博多まで山陰本線を全区間走りきる、特急まつかぜ号が設定されていましたが、今は全線を走り切る列車はありません。かつて、鉄道作家の宮脇俊三氏が「偉大なるローカル線」と山陰本線を評していたそうですが、確かに的を得ています。

 

【ルートの概要】 

今回は、京都駅から島根県出雲市駅までのルートを紹介したいと思います。

この区間は、大きく以下のように区分できます。

 【各区間を見てみよう】

7回程度の乗り換えが必要になります。特に、福知山以西は非常に運転本数が減る区間がありますので、要注意です。

①京都→園部

②園部→福知山

③福知山→城崎温泉

城崎温泉→浜坂

⑤浜坂→鳥取

鳥取→米子

⑦米子→出雲

 

【①京都→園部】

・所要時間:1時間40分~50分

・運転本数:1時間に2本

この区間は、だいたい一時間に3本の列車が走っていますが、うち一本は亀岡止まりです。その為、1時間に1本の園部行きの快速か、普通電車に乗車する必要があります。

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(JR京都駅 山陰線ホーム、今ははしだて号は新型車両に変わっています。)

嵯峨嵐山駅などで下車すれば、渡月橋や嵐山にも行けますがそんな旅の序盤から途中下車するわけにはいきません。嵯峨嵐山を過ぎ、トンネルを抜けると列車は亀岡に到着、そのあとは園部に向けて列車は緑の中を駆け抜けていきます

 

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嵐山・渡月橋 先が長いので今回は写真だけにとどめましょう。

 

【②園部→福知山】

・所要時間:1時間15分程度
・運転本数:1時間に1本

ここから、1時間に1本と本数が減ります。山々の間に田園風景が続くという感じです。

 

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福知山からは京都丹後鉄道が分岐しており、特急はしだて号など、天橋立方面に向かう列車はここで分岐します。近年、天空の城として有名になった、竹田城も沿線にあります。途中、和田山駅では、“但馬の里和牛弁当”という駅弁が販売されており、駅で売り切れている場合は調製元である近所の食堂まで歩いていけば購入できます(歩いて5分ほど。)

“但馬の里和牛弁当”

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ご飯の甘辛く煮られた但馬牛が敷き詰められており、非常に美味だったことをよく記憶しております。乗り継ぎなどで時間があれば購入するのもお勧めです。

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【③福知山→豊岡→城崎温泉

・所要時間:1時間半程度
・運転本数:1~2時間に1本

 

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ちょっと前までは、但馬エリアの山陰線のキハ47系はこのカラーでしたが、最近はオレンジ色の昔の国鉄色に変わっています。

 

ここから、兵庫県の但馬エリアへと入っていきます。更に本数が減少します。城崎温泉終点ではなく、その手前の豊岡で乗り換えとなる列車もありますので、事前にしっかりと確認しておいてください。おおむね1時間に一本程度が運転されていますが、接続が悪く2時間に1本程度となる時間帯も存在します。

豊岡は“こうのとり”と“カバン”の街として有名です。カバンの自販機なんぞというものがあります。

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城崎温泉は、コウノトリがここで傷を癒した事により発見されたとの伝説もあるそうで1000年以上の歴史を誇る温泉であり、志賀直哉の『城の崎にて』などにもあるように、文豪とのゆかりも深い地でもあります。駅前の風景から風情がありますが、7つある外湯もめぐることができるようですので、乗り継ぎ時間等でゆっくり途中下車するのであれば一考かもしれませんね。

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城崎温泉 7つの外湯巡り

http:// http://www.kinosaki-spa.gr.jp/information/yumeguri/4.html

 

【④城崎温泉→浜坂】

・所要時間:1時間半程度
・運転本数:1~2時間に1本

この路線のハイライトの1つである“餘部鉄橋をはさむ区間となります”が、本数はさらに減少して、ローカル感がさらに増します。特に、午前中の時間帯は2時間近く列車間隔があく時間があるため、要注意です。

冬場はこの周辺で水揚げされる松葉ガニを目当てに人が押し寄せるようです。線路は集落をかすめるようにして抜けていきます。

餘部橋梁は、10年ほど前にコンクリート橋に掛け替えられましたが、眼下に集落を見渡す非常に高い区間を走るため、列車が宙に投げ出されたような感覚になります。

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夕暮れの日本海と 

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 眼下の余部集落

 

この香住や浜坂といった、城崎温泉~鳥取の間の区間は高速化からも電化からも取り残された区間となるため、昔のままの風景が残っているような区間も多く、味わい深いです。個人的には好きですね。

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香住駅周辺

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浜坂駅周辺

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浜坂駅、めったに見かけなくなった反転式フラップは、まだあるのでしょうか・・。(改札側にあった反転式フラップ表示機はすでに液晶に切り替わっているようです。)
この餘部駅や、かつて青春18きっぷのポスターになった鎧駅はなかなかの絶景ですので、本当であればここで途中下車できるとよいのですが、本数が少ないため中々難しいかもしれません。

 

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【⑤浜坂→鳥取

・所要時間:1時間程度
・運転本数:1時間に1本程度

浜坂で運転系統が分割されるため、乗り換えることとなりますが

浦富海岸沿いの景色を眺めながら、鳥取駅まで進むことになります。

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鳥取駅で販売している、アベ鳥取堂の元祖かに寿司はおすすめです。

 

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 甘く味付けしてあるカニの身が、酢飯と絶妙にマッチしており、昆布や奈良漬けが程よいアクセントになっています。こちらも非常におすすめです。

時間があれば鳥取砂丘にもぜひ行ってみたいところですね。バスで20分くらいでしたでしょうか。

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【⑥鳥取→米子】

・所要時間:2時間程度
・運転本数:1~2時間に1本程度

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快速とっとりライナーに使用されるキハ126系

 

ここからは高速化工事の恩恵を受けたこともあり、また大阪からの特急が走ることもあり、途中の倉吉まではおおむね1時間に1本程度と運転本数が多くなっています。倉吉駅で運転系統が分断される列車も多数あり、とくに午前中から昼間にかけては運転間隔が空く時間もあるので要注意です。快速とっとりライナー号が走っており、こちらに乗れると10~15分程度早くつくことができます。進行方向右手には、少し遠目に日本海が望めます。昔どこかの携帯会社のCMで出てきた羽合温泉やら、三朝温泉やらと、沿線に温泉地が多いです。そうこうしているうちに米子駅に到着します。

 

【⑦米子→出雲】

・所要時間:1時間15分~30分程度
・運転本数:1時間に1本程

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普通列車ではないですが・・、特急やくも号

ここからは出雲市の一つ先の西出雲駅までは、岡山からの伯備線の特急やくもなども乗り入れることもあり電化区間となります。米子、松江、出雲と比較的人口が多い地域を走るためか、運転本数も増えます。安来駅を過ぎ松江に近づくと進行方向右手に宍道湖が望めます。

城下町松江も見どころは数多くありますので、ぜひ途中下車して観光してみましょう。ちなみに、夕暮れ時の宍道湖はこんなに素敵な景色が望めます。

f:id:shouinhoo0314:20181231182737j:plain国宝松江城もあります。

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一通り観光し終わったら、お堀端でぼてぼて茶でも飲むのも良いでしょう。

ぼてぼて茶とは、奥出雲のたたら製鉄の職人たちが、高温の中での重労働の合間に片手で口に流し込む労働食だったり、松平不昧の治世に発生した飢饉の際の非常食だったなど諸説あるようですが、番茶が熱いうちに塩を付けた長めの茶筅で「ぼてぼて」と音を立てながら泡立て、ご飯、椎茸、高野豆腐、黒豆、かんぴょうなどの煮物、たくあんなどの漬物などの具を入れて飲むそうです。 (wikipediaより)

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そしてようやく、出雲市駅に到着します。

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駅舎は出雲大社を模した造りになっています。

ここまで来たのですから、出雲大社にはぜひ参拝しましょう。

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時間があれば、出雲大社からバスで20分ほど、日御崎まで向かうのもおすすめです。天気が良ければきれいな夕暮れに出会えますよ。

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ではでは、一旦この辺りで。

 

 

 

シーズン到来、JR線乗り放題!青春18きっぷを徹底解説④ 大阪→博多

こんばんは。鳳紹院です。

本日は青春18きっぷを活用して大阪から博多まで行く方法を解説します。

  【どういうルートになる?】

大阪→姫路→岡山→三原→広島→岩国→下関→小倉→博多というルートです。

・だいたい11時間程度の所要時間(途中下車するともう少し見込みが必要)

・乗り換え目安は9回程度

山口県内が特に長く感じます。

先述の東海道本線より少し時間がかかります。姫路~岡山間が1時間に1本程度と、本数が減ってしまうのがネックですが、こちらも、“これに乗り遅れると到着できない”といった致命的な影響がある区間はないため、こちらも鉄道旅行初心者でもお試ししやすいと思われます。 

山陽本線沿線は観光地が多い 】

加えて、山陽本線沿線は観光地がそこそこ多いです。

朝早く出発して、1~2か所くらい途中下車しても十分楽しめることかと思います。

途中で一泊しても十分すぎるくらいです。

 

姫路・・姫路城

岡山・・岡山城、後楽園

倉敷・・美観地区、大原美術館

福山・・鞆の浦福山城

尾道・・千光寺、しまなみ海道

広島・・宮島etc

岩国・・錦帯橋

下関・・城下町長府、赤間神宮

 【それぞれの区間を見てみよう!】

この区間は、大きく7区間に分けられます。

運転系統が以下の駅で区分されるためです。

①大阪~姫路間の区間

②姫路~岡山の区間

③岡山~三原の区間

④三原~岩国の区間

⑤岩国~下関の区間

⑥下関~小倉の区間

⑦小倉~博多の区間

会社も①~⑤はJR西日本、⑥⑦はJR九州と分かれます。

 

 

【①大阪~姫路間】

・所要時間:1時間程度

・本数:1時間に4本程度(新快速)

・編成:12両

 

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この区間は、新快速電車が1時間に4本程度走っており、早いです。西明石までは複々線

区間で、いわゆる各駅停車の列車も走っています。明石の手前、須磨付近はきれいな海

が見渡せ、明石海峡大橋も良く見えます。

途中下車して、姫路城に行くのも手ですが、2時間程度は見ておく必要があります。

ちなみに、新快速電車の終着駅は赤穂浪士でも有名な“播州赤穂駅”か、“網干(あぼし)駅”

という謎な行先になっていますが、こちらは車両基地があるのみで、特段なにもあり

ません。

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姫路城

また、姫路駅では、中華めんにうどんのような和風だしという他では味わえない

えきそばが味わえます。昼前に姫路につくような道中でしたら、ここで食すのもありか

もしれません。

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 まねきのえきそば

 【②姫路~岡山間】

・所要時間:1時間半程度

・本数:1時間に1本(時間帯により2本の時もあり)

 

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この区間の途中の、上郡駅~三石駅間が旅の最大の難関になります。時間帯によっては1時間に1本となる時間帯も多いので、要注意です。午前中の時間に抜けようとすると、途中の相生(あいおい)駅で乗り換えが必要となります。また、新快速から乗り換えの際に座席の確保が難しくなることも考えられますので、要注意です。タイミングが合えば、以前の記事でも書いたように、相生→岡山間を新幹線を利用して通り抜けてしまうのも手です。 (+2000円ほどです)

shouinhoo0314.hatenadiary.jp

 

ちなみに、赤穂に寄り道したいのであれば、ここから岡山まで赤穂線に乗車するのも手です。 こちらの方が海沿いを走ります。

 

【③岡山~三原間】

・所要時間:1時間半~40分程度

・本数:1時間に3本程度(うち1本は福山駅で乗り換え。)

 

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昔は岡山~下関直通の列車などもあったのですが、今はありません。大半の列車が岩国で系統分割されます。岡山からしばらくは平野部を走り、尾道付近では海が非常にまじかに迫るので、眺めていて非常に良い景色です。昼時になってくるので、倉敷の美観地区を見たり、駅すぐ近くの福山城を見たり、尾道で途中下車して坂の街を街歩きしたり、尾道ラーメンを食べたりするのも良いかもですね。

 

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乗り換えの際の注意事項ですが、三原駅以西の列車は、三原駅の手前の糸崎駅始発となっているものも多数あります。その為、時刻表を確認して糸崎始発の列車の場合は、糸崎駅で乗り換えて座席を確保するほうが良いかもしれません。

 

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倉敷・美観地区

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尾道・千光寺山頂から見た尾道水道

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尾道ラーメン

 

あと、時間はかかりますが、海の眺めを求めるのであれば、ここで呉線に乗り換えるのも良いかもしれません。小京都といわれる竹原や戦艦大和でも有名な呉を経由して広島にたどり着けます。

【④三原~岩国間】

・所要時間:2時間程度

・運転本数:三原~広島間:1時間に2本程度 広島~岩国間:1時間に3本程度

・編成:3両程度

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新型の227系電車

 

瀬野~八本松間の峠越えをはさむ区間であり、山間部を走っていく部分です。広島駅に近くなるにつれて本数が増えていきます。広島~宮島口、岩国間も本数が増えます。 折角ですので、西条駅で酒蔵巡りをしたり、広島駅でお好み焼きを食べるのも良いかもしれません。もしくは宮島口駅で下車して、宮島にフェリーで渡るのも良いかもですね。少なくとも2時間程度見込んでおく必要がありますが。

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西条駅・西条酒蔵通り

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島風お好み焼

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宮島に向かうフェリー

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岩国・錦帯橋

【⑤岩国~下関間】

・所要時間:3時間程度

・運転本数:1時間に2本程度(途中、新山口駅で乗り換えが必要となる便もあり。)

・編成:4両程度

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この区間は瀬戸内の海が見渡せる区間も多く、景色は楽しめます。神代~大畠間など柳井駅近辺は特に良い景色でしょう。お好みですが、岩徳線に乗車しても先に進めます。おすすめは柳井周りの山陽本線です。ぐるりと柳井を迂回する分、景色は良好です。

 

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神代~大畠間 左側に周防大島

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徳山駅を過ぎて

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 下関駅に到着します。

 

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下関駅では、ふぐの天ぷらが入ったふく天うどん(価格は500円ほど)が食べられます。

 【⑥下関~門司間】

・所要時間:7分程度

・運転本数:1時間に4本程度

・編成:4両程度

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関門トンネルをくぐる区間です。ここからJR九州の路線となり、車両もこれまでのJR西日本の黄色からJR九州色の白に青帯の編成となります。門司までは7分程度で一瞬です。途中、直流から交流への切り替え区間(デッドセクション)があるため、一瞬車内の照明が全て落ちます。

交通の要衛ですが、いつもそこまで混雑する印象はないので、恐らく座れるでしょう。座れなくとも数分なので我慢です。昔は小倉から先、日豊本線に方面に直通する直通の列車も数多く設定されていましたが、現在は朝夕以外は下関~小倉間の列車が主体となっています。列車の終着は小倉駅ですが、門司駅で乗り換えた方が座席が確保しやすいかと思われます。日もだいぶくれる頃かと思いますので、小倉で一泊して、門司港レトロ地区や小倉城に足を運ぶのも良いかもですね。

 

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門司港レトロ地区

【⑦小倉~博多間】

・所要時間:1時間~1時間20分程度

・運転本数:1時間に3本程度(快速・区間快速)

・編成:6両程度

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813系電車(写真は門司港駅にて)

快速が20分に1本程度運転されていますが、ここ最近のダイヤ改正でうち1~2本は区間快速となっており、小倉から途中の赤間までは各駅停車となる列車も増えています。

ここまで来る頃には、冬場ならばもう日も暮れかかっているでしょうし、疲れもだいぶん溜まっているものと思われます。クロスシートの列車が主体の区間ですので、のんびりと座席にもたれて寝てしまうのも手かもしれません。

それか、時間短縮したければ小倉から新幹線に乗りましょう。こちらは毎時4本程度は本数があり、値段も2000円程度。わずか15分~20分で到達できます。

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ではでは、今日はこの辺で。 

 

 

 

 

 

 

【裏技】とってもお得、一筆書き切符で金沢まで旅する方法を徹底解説!

こんばんは。鳳紹院です。

 本日は一筆書ききっぷについて紹介します。

 

 

北陸新幹線が開業して、2時間半程度と金沢や富山が圧倒的に近くなりましたが、

北陸新幹線にはウェブの早割のみで回数券など特段の割引切符は設定されていません。

そこでお得に北陸を旅する方法を解説します。

 

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【ルートを変えて、寄り道もできて、お得に旅する】

寄り道ができて、非常にお得に旅する方法があるのです。

それは、一筆書きの切符にするという方法です。

東京→金沢→名古屋→東京 という一筆書きの切符にすれば

以下の通り、3000円近くお得になります。

・東京~金沢 往復(はくたか利用の場合) 2万7800円

・東京~金沢~東京 片道乗車券+特急券 2万4840円

これは、JR線の切符は長く買えば買うほど安くという特性があるためです。

(※200キロ前後の場合はこれが当てはまらないパターンがありますので、それはまた後

日解説します。)

 

〇東京→金沢 北陸新幹線 かがやき号、はくたか

 

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〇金沢→米原・名古屋 特急しらさぎ号(写真はサンダーバード号ですが、同形式です)

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米原・名古屋→東京 東海道新幹線 のぞみ号・ひかり号

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【一筆書き、他にはどんなルートがある?】

この方法にはバリエーションがあって、重なることなく一筆書きに出来ればいくらでもルートが作成できます。いくつか例を挙げますね。

〇ルート1

北陸新幹線高山本線東海道新幹線を経由して

東京(都区内)→富山→高山→名古屋→東京(都区内) 

というルートが可能です。

この場合、富山や飛騨高山、名古屋などで途中下車して楽しむことができます。

 

〇ルート2

北陸新幹線北陸本線湖西線東海道新幹線を経由して

東京(都区内)→金沢→山科→名古屋→東京(都区内) というルートも可能です

この場合、金沢と京都を一度にお得に旅することも可能です。

(※この場合は、京都の1駅手前の山科駅~京都駅間が重複してしまうため

山科~京都間の往復分を別で買う必要があります。)

 

〇ルート3

東北を大回りするようなルートも可能です。

東京(都区内)→新潟→秋田→青森→仙台→東京(都区内)

これは一筆書き切符の本領発揮というか、かなりお得にできると思います。

これにはさらに安くできる裏技があるので、また後日解説します。

 

【さらにお得に旅する方法】

 

旅のヒントですが、例えば名古屋で途中下車して1泊しようとする場合など

時計回りよりも反時計回りの方が、有効です。

きっぷの購入の際のルールとして、新幹線から在来線の特急列車に当日中に乗り継いだ

場合、在来線の特急料金が半額になるというルールがあります。

このルール、実は逆に、在来線の特急列車から新幹線に乗り継ぐ場合は、新幹線に乗り

継ぐの翌日の場合でも在来線の特急料金が半額となります。

 

このルール、どうしてなんだろうと、鳳紹院も昔から気になっているのですが

夜行列車から新幹線に乗り継いでいたような昭和の頃の、鉄道の旅が今以上に時間がか

かっていた場合の名残でしょうかね・・・?

 

ではでは。

 

シーズン到来、JR線乗り放題!青春18きっぷを徹底解説③ 東京→大阪

こんばんは。鳳紹院です。

 

では、実際に青春18きっぷを活用したルートを見ていきましょう。

 本日は、実際の利用者も多いと思われる。東京→大阪を見ていきます。

 

 

【どういうルートになる?】 

東京→横浜→熱海→三島→静岡→浜松→名古屋→米原→京都→大阪

というルートです。

・だいたい9時間程度の所要時間(途中下車するともう少し見込みが必要)

・乗り換え目安は5回程度

静岡県内が思いのほか長く感じる。

さすが天下の東海道本線だけあって、全線にわたり1時間に2本程度の本数が確保されているので、“これに乗り遅れると到着できない”といった致命的な影響がある区間はなく、朝東京を出発して、もし2回くらい途中下車してもその日のうちには十分たどり着けます。そのため、鉄道旅行初心者でもお試ししやすいと思われます!

【それぞれの区間を見てみよう!】 

この区間は、大きく4区間に分けられます。

①東京~熱海間の東京近郊区間

②熱海~豊橋静岡県区間

豊橋米原の名古屋近郊区間

米原~大阪の関西区間

①はJR東日本、②③はJR東海、④はJR西日本と、会社も分かれます。

 

【①東京~熱海】

●所要時間:東京~熱海 1時間半~2時間程度

●本数:1時間に4本程度

東海道線15両編成の普通電車や快速アクティ―号に乗ることになります。

大半は通勤電車と同じロングシート車両ですが、端の数量はクロスシートの車両となっ

ています。また、車両中間には自由席グリーン車が2両ほど連結されていますので、リ

クライニングシートに持たれながら熱海まで行くのも良いでしょう。

(※グリーン車は+780円で乗車できます。お得です!)

ただ、最初に楽をすると静岡県内が苦行になってしまうかもしれません・・・。 

熱海駅での乗り換えの際、車両中央部に近い所にいた方が、乗り換えの際、楽かと思われます。

 

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根府川駅にて

 

【②熱海~豊橋

ようやく静岡です、3時間くらいかかります。意外と長いです。

●所要時間:熱海~静岡 1時間20分程度、静岡~浜松 1時間10分程度、

       浜松~豊橋 35分程度

●本数:1時間に3本程度

この区間は、だいたい1時間に3本程度が運転されています。ここから編成が一気に短く

なり、3両~6両程度となります。普通列車ロングシートとなりますので、駅弁を食べ

たい・・というような方にとってはつらいかもです。ただし、車窓はなかなかのもの

で、進行方向右側には富士山が見えたり、浜名湖が見えたり、茶畑が広がったりと、

様々な景色を眺められます。

基本的には、三島、静岡、浜松あたりで2回程度乗り換えが必要だと考えておいたほうが良いです。

 

以下、座席を確保するためのワンポイント情報です。

ケース1:熱海で乗り換えた列車が沼津行きにだった場合

沼津終着の列車がありますが 、この場合は1駅手前の三島で乗り換えた方が良いです。

この場合、乗り換えの列車は大半の列車が三島始発となっており、こちらで乗り換えた

方が座れる可能性が高まるためです。(ごくまれに沼津始発の列車があるので、必ず時刻

表で確認しましょう。)

 

ケース2:熱海もしくは三島で乗り換えた列車が静岡行きもしくは島田行きだった場合

静岡で乗り換えても良いのですが、乗降自体が多いのでピーク時は座席の確保が困難と

なるかもしれません。乗り換え列車が静岡の数駅手前の興津始発のものが多数あります

ので、そちらで乗り換えて確実に座席を押さえる手もあります。

 

まあ、ちょうどお昼時にもなりますので、静岡駅や浜松駅で食事をとっても丁度良いか

もしれません。浜松餃子、うなぎ、静岡おでん、色々あります。

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浜松駅にて、浜松餃子です。

【③豊橋米原

ここから愛知県です。この区間はさらに二つに分けられます。

豊橋~大垣

●所要時間:1時間30分程度

●本数:1時間に4本程度

この区間は新快速や快速が15分に1本程度走っていて、編成も再び長くなります。ロン

グシートから変わって転換式クロスシートとなりますので、多少は快適さが上がるかも

です。名古屋で途中下車して味噌カツきしめんやひつまぶしを食べるのも良いかもし

れません。

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名古屋地区で快速として活躍する313系電車

 

〇大垣~米原

●所要時間:30分程度

●本数:1時間に2本程度

大垣~米原間は、がくっと本数が減り、30分に1本となり、編成も3両程度となりま

す。かの有名な関ケ原を越えます。恐らく沿線でもっとも人口が少ない区間でしょう。

ちなみに、週末中心に、浜松~米原間直通の新快速もありますので、乗り換えを極力減

らし、楽をしたい場合は一考です。

 

ちなみに、米原北陸本線も分岐する交通の要衛ですが、駅の周りは何にもありません。

 

【④米原~大阪】

●所要時間:1時間30分程度

●本数:1時間に4本程度(新快速・快速併せて)

ここからは、JR西日本区間となります。

30分に一本程度運転されている新快速に乗車すれば、1時間半程度で大阪まで到着できます。

 ここから編成も12両となりますので、よほどのピーク時でなければ座れる可能性が高

いです。12両のうち、前8両は米原始発の編成、後ろ4両は敦賀から直通してくる列車と

なることが多いですので、前8両のうち、より京都寄りの編成の方が空席がある可能性

が高いでしょう。もしも空席がない場合は、快速に乗車するのも手です。

米原まで到達する頃には、だいぶ疲れがたまっていると思われますので、クロスシート

でひと眠りするのも良いですし、外の景色を眺めるのも良いでしょう。

 

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新快速電車225系

 

参考までに、東京を8時過ぎに出発した場合の一例を以下に示します。

①途中下車をしない場合ですが、これはなかなかきついですね。 

東京08:38発 普通熱海行     熱海10:29着
熱海10:33発 普通島田行     静岡11:47着
静岡12:03発 普通浜松行     浜松13:15着
浜松13:20発 普通豊橋行      豊橋13:55着
豊橋14:02発 快速大垣行      大垣15:32着
大垣15:37発 普通米原行      米原16:12着
米原16:17発 新快速播州赤穂行 大阪17:42着

 

②浜松で一時間途中休憩取った場合。このぐらいが妥当かなあ・・。

東京08:38発 普通熱海行    熱海10:29着
熱海10:33発 普通島田行    静岡11:47着
静岡12:03発 普通浜松行    浜松13:15着
浜松14:20発 普通豊橋行    豊橋14:54着
豊橋15:02発 快速大垣行    大垣16:32着
大垣16:37発 普通米原行    米原17:12着
米原17:17発 新快速播州赤穂行 大阪18:43着

 

ではでは。

次回は別の区間のモデルコースを紹介します。

 

シーズン到来、JR線乗り放題!青春18きっぷを徹底解説②

 

こんばんは、鳳紹院です。

引き続き、青春18きっぷの活用法について説明していきます。

次は、ボトルネックとなる区間について解説していきます。

 

ボトルネック!本数が少ない区間

青春18きっぷを活用する場合、ネックとなるのが本数の少ない区間です。

北に向かう場合、西に向かう場合、南に向かう場合など、こうしたボトルネックとなる区間がいくつかあります。 

【本数が少ない区間の対処法】

こうした場合は、乗車券+特急券の追加料金が必要となりますが、あえて新幹線や特急を使うことをお勧めします。特に、使用をおすすめするのは、新幹線だと1区間だが、在来線だと本数が少なく、時間がかかるような区間(例:山陽本線の相生~岡山間など)です。新幹線で一駅区間の場合は、新幹線料金が比較的廉価に設定されていることが多く費用対効果を考えても相対的に割安に移動できます。

 

普通列車の本数が少ない区間

それでは、本数が少ない区間を北から順に見ていきましょう。

難易度はあくまで鳳紹院の主観です。

 

函館本線 滝川~旭川間 難易度★★★

 特急利用で2200円(自由席)

 同区間を通しで走る列車は特急が行き交うイメージがありますが、この区間を通しで走る普通列車は8本となっています。うち3本が朝に集中しており、昼間の時間帯で5時間ほど普通列車が来ない時間帯があるので、要注意です。午前中に抜けたいのであれば、特急一択でしょう。

 

室蘭本線 長万部東室蘭間 難易度★★★★

 特急利用で2580円(自由席)

 同区間を通しで走る普通列車一日5本です。こちらも特急が行きかう区間のため、  あまりの少なさに驚きです。途中の北船岡駅は、海も近く、非常に景色が良い駅として有名です。

 

田沢湖線  田沢湖駅盛岡駅 難易度★★★★
 新幹線利用で1510円 (立席・空席があれば着席可)

 この区間を乗り通せる普通列車は、朝1便、午後2便しかありません・・。

あえて秋田新幹線を使うか、もしくは北上駅から北上線経由で抜けたほうが良いかと思われます。お気づきかもしれませんが、秋田新幹線の盛岡以降、山形新幹線の福島以降の区間は、特急料金は在来線特急並みに抑えられているため、比較的安価です。

 

奥羽本線  米沢駅~福島駅  難易度★★★
 新幹線利用で1510円 (自由席)

 福島山形間の板谷峠を越える区間は、1日6本のみの設定となっており、ボトルネックです。福島~米沢間を山形新幹線を使えば、30分程度で通過できます。(こちらは毎時1本以上はあります。)東京発でもし普通列車に乗る場合は、12時台、16時台、19時台の列車を活用することになるでしょうね。

 

上越線  高崎駅越後湯沢駅  難易度★★
 新幹線利用で3500円 (自由席)

 水上駅越後湯沢駅間の上越国境。ここを超える列車は1日5本ですが、冬季は日によってさらに最大3本程度増便されます。

 新幹線は高崎~越後湯沢間は間に上毛高原駅をはさむので、2駅となり少々割高ですね。 都内から高崎までの列車は数多く運転されており、高崎~水上間も一時間に一本程度の本数は確保されているので、まだ攻略は容易かと思われます。

 

山陽本線 相生駅岡山駅  難易度★
 新幹線利用で2110円 (自由席)

 毎時1本程度、1時間近く要する区間ですが、新幹線利用だと20分弱かつ、1区間なので新幹線料金も安く、使い勝手の良い区間です。

 

山陽本線 三原駅~広島駅  難易度★

新幹線利用で2290円(自由席)

こちらも、毎時2本程度普通列車が運行されており、1時間20分程度を要しますが

新幹線利用だと30分程度と時短効果が大きく、かつ料金もそう高くないので

使い勝手の良い区間といえます。

(この区間は新幹線は間に東広島駅がありますが、元々山陽新幹線が開業した当初は三原駅の次が広島駅であったため、特急料金が比較的安価に抑えられています。)

 

長崎本線 肥前鹿島駅諫早駅  難易度★★★
特急利用で1560円 自由席

肥前鹿島~諫早間を通しで走る普通列車一日7本程度と非常に少ないです。

毎時1~2本程度運転されている特急かもめに乗車するか 、追加料金を払いたくないのであれば、長崎本線佐世保線の分岐点である肥前山口駅から佐世保線早岐に向かい、大村線に乗り換えるルートを推奨します。こちらのルートだと1時間に1本程度の本数が確保されており、まだ動きやすいと言えます。

 

日豊本線 佐伯駅延岡駅  難易度★★★★★
特急利用で¥1,930 (自由席利用)

ここは、毎時一本程度運行されている特急にちりんに乗車することをお勧めします。この区間は元々、国鉄末期時点でも1日5本という少なさでしたが、2018年3月のダイヤ改正でついに一日下り1本、上り2本という極限まで減らされるダイヤとなってしまいました。(まあ、その普通列車も特急車両で運転されているので、乗りトクといえば乗りトクなのですが・・・。下り始発は朝六時台ですから、佐伯に前泊しないと無理でしょうね。)

 

【結論】

結局、18きっぷを使い続けるか、特急に乗るかは、費用対効果を考えながら、どの時点で手を打つかという事になってきますね。ボトルネック区間普通列車で抜ける場合は、ボトルネック区間をどの列車に乗るかをまず決めたうえで、他の区間の乗る列車を決めていくと、スムーズに決まっていくと思います。

 

ではでは。また続きを書いていきます。

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シーズン到来、JR線乗り放題!青春18きっぷを徹底解説①

また『青春18きっぷ』のシーズンになってきましたね
数回に分けて徹底解説したいと思います。

 


青春18きっぷとは?】


日本全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席に乗車できる切符で、
価格は11,850円(おとなこども同額)で、定められた期間内の5日間使用可能です。

5日間の一人旅に使うもよし、
2日間の二人旅で使って、残り1日分は一人旅に使うもよし
5人での日帰り旅行に使っても良しという、使い勝手の良い便利なきっぷです。

 

【発売期間・利用期間は?】

本年は以下の様な設定となっているようです。
(春)発売期間:2018年2月20日(火)~2018年3月31日(土)
   利用期間:2018年3月1日(木)~2018年4月10日(火)
(夏)発売期間:2018年7月1日(日) ~2018年8月31日(金)
   利用期間:2018年7月20日(金) ~2018年9月10日(月)
(冬)発売期間:2018年12月1日(土) ~2018年12月31日(月)
   利用期間:2018年12月10日(月)~2019年1月10日(木)

 

青春18きっぷの利用可能区間は?】

 基本的にはJR全線のみで、私鉄・第三セクターの路線は使用不可ですが一部例外的に乗れるところがあります。2010年以降、東北新幹線が開通したり、北陸新幹線が開通したりして新たに経営分離された区間もあるからか、最近は少しややこしくなっています。

 JRの鉄道全線、JR西日本宮島フェリー(宮島口駅~宮島駅)のみ利用可。
私鉄・第3セクター運営の路線は利用不可、別途運賃が必要。
 

第三セクターだが利用可能な区間について】

 ・青い森鉄道の特例区間
 青森~野辺地~八戸間を通過利用する場合だけは追加料金なしで乗車可能、また この3駅だけ途中下車可能です。

これは、2010年の東北新幹線新青森開業後、野辺地~大湊間の大湊線がJRの飛び地路線となってしまったため、八戸や青森からそちらに向かう人向けの救済措置でしょう。


IRいしかわ鉄道の特例区間
金沢~津幡間を通過利用する場合は追加料金なしで乗車可、また、この2駅だけ途中下車可能です。

この区間2015年の北陸新幹線が開通後に経営分離された区間です。恐らく、七尾線の列車が金沢駅始発であるため、七尾線に向かう場合に追加料金なしで利用できるようにした措置かと思われます。


・あいの風とやま鉄道の特例区間
高岡~富山間を通過利用する場合は追加料金なしで乗車可、この2駅だけ途中下車可能です。

この他、東京メトロ千代田線の北千住~綾瀬間、JR七尾線のと鉄道七尾線の重複区間(七尾~和倉温泉間)についても、利用可能です。

第三セクターなので利用できない区間について】

東北本線北陸本線信越本線鹿児島本線には、東北新幹線北陸新幹線九州新幹線の開業によってJRから経営分離された区間があります。こうした区間では別途運賃が必要となります。


盛岡~八戸間(IGRいわて銀河鉄道青い森鉄道

軽井沢~篠ノ井長野~直江津間(しなの鉄道えちごトキめき鉄道

直江津~富山~金沢間(えちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道
(但し、高岡~富山間、金沢~津幡間については、先述の通り通過利用の場合は追加料金なしで利用可能です)
・八代~川内間(肥薩おれんじ鉄道

 

第三セクター線等をまたぐややこしい区間について】

上記以外にも、特に従来JRだった路線が経営分離されてしまい、支線が飛び地路線となってしまっているような路線を利用する場合は、注意が必要です。

 

花輪線

 盛岡駅始発となりますが、盛岡駅好摩駅間が、IGRいわて銀河鉄道となるため大人650円が追加で必要となります。 

伊勢鉄道 

名古屋から鳥羽方面に向かう、快速「みえ」 を利用する場合、原田駅~津駅間が伊勢鉄道経由となるため、大人510円が追加で必要です。 

飯山線

飯山方面に向かう場合、長野駅始発となりますが長野駅豊野駅しなの鉄道北しなの線となるので、 大人250円が追加で必要です 。

常磐線 (緩行線)
西日暮里駅北千住駅については東京メトロ千代田線となるため、大人170円で必要がとなります。

伯備線
清音駅総社駅間はJRと井原鉄道の重複区間であり、双方の列車が走っていますが、こちらはJRの列車のみ利用可能です。

予土線

宇和島方面の列車はすべて窪川始発ですが、窪川駅~若井駅が土佐くろしお鉄道線となるため大人210円が追加で必要です。

特定地方交通線として旧中村線土佐くろしお鉄道第三セクター化された際に、窪川~若井間が中村線扱いだったために起きた悲劇とも言えます。)

筑肥線

唐津方面からの列車は、博多駅福岡空港まで直通していますが、姪浜以東は福岡市営地下鉄となりますので、姪浜駅博多駅間などを乗り通す場合は大人300円追加で必要となります。 

 

今回は、北海道に行く場合の注意点についても解説します。

【北海道に行く場合の注意点、青春18きっぷ北海道新幹線オプション券】

従来、青春18きっぷ津軽海峡線経由で北海道に向かう場合は、青森~函館間に快速列車が走っていたり、その廃止後は蟹田木古内間で特急「白鳥」「スーパー白鳥」に18きっぷのみで乗車できるなどの特例措置がありましたが、2016年の北海道新幹線開業によって、従来在来線であった津軽海峡線は新幹線となり、これまでのように18きっぷのみでは移動できなくなりました。そこで救済措置として、青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」(1枚2300円)を別途購入すれば、北海道新幹線奥津軽いまべつ駅木古内駅間と道南いさりび鉄道線木古内駅五稜郭駅を、片道に限り利用可能なようになりました。

 

このオプション券、確かに時短にはなるのですが、正直な所使い勝手があまりよろしくありません。もしも、青春18きっぷJR北海道JR東日本管内のエリアしか移動しないのであれば、北海道・東日本パス を活用したほうが、もっと利便性高く、時短で旅ができます。(後日、別記事で紹介します)

 

以下、使用上の注意点を記します。

 

・当たり前だが、オプション券単体では利用不可。
あくまで利用日当日の青春18きっぷがある場合に限ってオプション券は有効となります。そしてオプション券の有効期限は当日のみです。

・乗り放題ではない、あくまで片道一回きり。
青春18きっぷであれば何度でも乗り降りできますが、オプション券はあくまで、当該区間を片道1回だけ利用可能となるのみです。乗り放題ではありません。

北海道新幹線は立席利用となる
 北海道新幹線は全車指定席のため、乗車後に空席があれば普通車に限って着席可能となります。原則は立席となります。
※まあ、ここは時間が30分弱と短いので、万一座れなくてもそこまで大きな影響はないでしょう。

道南いさりび鉄道線内で途中下車は不可。

 途中下車は北海道新幹線道南いさりび鉄道線の乗換駅である木古内駅のみです。もし途中下車した場合は乗車区間の運賃を払う必要があります。


・列車の本数が極めて少ない
ここが最も困るかも・・・です。在来線や木古内駅奥津軽いまべつ駅に停車する北海道新幹線の本数は非常に少ないので。乗り換え列車の接続をきちんと調べておかないと、痛い目にあいそうです。奥津軽いまべつ駅に停車する列車はわずか7本、そして接続する津軽線津軽二股駅には普通列車は一日5本しか停車しません・・・。合掌。

北海道側の木古内駅でも8本です。そして道南いさりび鉄道については、本数は本州側よりは多いですが、新幹線と必ずしもスムーズに接続していないので、注意が必要です。

私だったら新青森~新函館北斗まで、別料金払ってでも新幹線乗ると思います。もしくは津軽海峡区間はフェリーに乗りますね。

 

【気分を変えて、リッチに行こう】

全車指定席の観光列車などであっても普通列車や快速列車であれば、

・普通車指定席券

・自由席グリーン券

ライナー券ホームライナーなど)

を別途購入すれば乗車可能となります。青春18きっぷの他に必要な切符をそろえればSLやトロッコ列車などの観光列車にも乗車可能です。リゾートしらかみやおいこっと号、湘南ライナーなどについては、普通車指定席に乗車可能です。

 但し、瀬戸大橋線快速マリンライナー号のグリーン車については乗車できません(グリーン車指定席のためです。普通車の指定席は利用できます。)

 

東海道線常磐線東北本線高崎線など、首都圏の普通列車には2階建てグリーン車が組み込まれていますが、このほとんどは自由席グリーン車であるため、自由席グリーン券を追加購入すれば青春18きっぷでも利用可能です。(ホーム上のSuica専用の券売機でも購入可能です。)

 

普通列車の旅は長旅になるので、ちょっとリッチな列車に乗って、息抜きすることは重要かもですね。

 

ではでは、本日はこのくらいで。 

 



 

【お得情報】賢く使おうLCC 福岡空港経由でなくて佐賀空港経由にしてみる

こんばんは。鳳紹院です。

 

基本的には鉄道の旅ネタを中心にしていますが

お得情報という事で、LCCネタでも書いてみます。

 

LCCというと、国内線では

ジェットスター

peach

・バニラエア

春秋航空日本

あたりが思いつくかと思います。

 

成田~福岡の場合

だいたい金曜日夕方~日曜夕方までの、いわゆるお休みの日にかかる区間

片道15000以上はするようで、LCCとはいってもそこそこいいお値段がします。

 

土曜日の成田6:00代出発の便などは6000円代でチケットが出ていたりしますが

そもそも、東京の東側(バスがすぐに利用できるTCAT近くとか)か成田近辺に住んでいる人でなければ前泊しないとたどり着けないので、利用できる層はかなり限られています。

 

ここで、みなさん意外と気が付いていないのですが

成田~佐賀で毎日1往復している、春秋航空日本は、意外と利用価値があるかもしれません。というのも休日直前でも8000円くらいの値段で乗れる可能性があるからです。

 

LCCの中でもこの安さはかなり驚異的だと思います。

鳳紹院も何度か利用したことがありますが、値段が安いからと言って安全性や快適性についても全く問題はなさそうです

 

佐賀空港佐賀駅まではリムジンバスで30分程度(航空便にあわせてバスが出ています)で、そこから40分弱ほどで博多にも出られますし、長崎方面や熊本方面に向かうことも可能です。

 

時間に余裕がある場合であれば、行きか帰りか、どちらかあえて佐賀空港経由にするのも一考の価値があるかもしれません。

 

ではでは。